CASE STUDY

事例

三井住友海上あいおい生命保険株式会社 様

個人保険・企業向け保険・個人年金保険など各種生命保険商品の販売、保険金の支払いなど

2,450名(2022年4月1日現在)

1996年8月8日

課題

  • より多くの契約者様に、紙の手続きからWebシステム利用に移行してもらいたい
  • これまでの作業は内製で、プロの制作の効果を知らなかった
  • 今後のプロモーションを含むDX戦略のやり方について不安があった

効果

  • ITに強いクリエイティブでお客様にわかりやすい移行への導線を提供
  • プロの制作ノウハウに接し、プロモーションの本質に対する気づきを得た
  • DX時代のプロモーション全般に対する心強い味方を得た

ーエム・イー・シーにリーフレット作成を依頼するまでの背景と経緯はどのようなものでしたか?

もともと社内で大掛かりなデジタル化、新しいシステムの導入を進めているところでしたが、団体保険部門ではお客様向けのオンラインサービスについてはまだ未着手でした。

しかし新型コロナの流行でお客様との非接触化や在宅ワークの導入などが求められるようになり、これを機に総合福祉団体定期保険でもお客様に各手続きをオンラインで行っていただけるようにしようと決めたところです。

その時、ちょうどエム・イー・シーの方にはシステム開発でご縁があり、団体保険業務の業務やシステムについて詳しいこともわかっていましたので、クリエイティブもお願いすることにしました。 具体的には、お客様が今後オンライン手続きをしていただく上でのIDとパスワード、そしてログイン方法などをご案内するリーフレットの作成です。

ー内製との大きな違いはありましたか?

これまではWordで私たちがお手紙を作っていました。今回も自分たちでWordやPowerPointなどを使って案内そのものはできたとは思います。しかし見た目などのクオリティに疑問がありました。

というのは、私たちだけで考えてしまうと、どうしても「あれも書かなければ、これも書かなければ」と悩んでしまい、そう言っているうちに文字だらけで真っ黒の案内文ができてしまうんです。商品の誇大広告になってはいけないという気持ちが強く出てしまうので。

それが、実際にエム・イー・シーさんに作っていただくと、非常にスッキリしたものができていたのです。逆に、これで大丈夫なのか?と思うくらいでした。

しかしエム・イー・シーさんは、お願いした制作物がどのような性格のものなのか、どのような役割を果たす必要があるのかといった部分をしっかり理解しておられました。よく見ればシンプルでありながら必要な情報は盛り込まれていたんです。考えてみれば、今回は商品紹介のリーフレットではないということを分かった上でデザインしておられたんですね。これは私たちの発想にはなかったことです。

ーエム・イー・シーでよかったという点はありますか?

お客様の個人情報の取り扱いです。リーフレットを外部の方に制作していただくにあたっては、住所や氏名、そして実際に印刷するIDやパスワードなど、お客様の個人情報もお渡しするということになります。

その点、エム・イー・シーさんには社内システム構築にも携わっていただいていたので、信頼してスムーズに情報をお渡しすることができました。

ーお客様の反応はいかがでしょう?

未知数ではあったのですが、2021年の12月から送付を始めて、封筒が届いたお客様から思った以上にお問合せの電話をいただきました。開封率が高かったということですね。

オンラインサービスの利用率も思っていた以上に増えました。自然な形で導線をご提供できたのだと思います。

実は、エム・イー・シーさんからはまず封筒のデザインへのこだわりも重要だと教えてもらったんです。開けたくなる封筒でないと始まらない、ということですね。私たちはそこまでは考えていなかったですし、こうやってきちんとデザインされたものをお送りするとお客様もちゃんと見てくださるのだな、という気づきがありました。 デザインの意味を知ることも含めて、私たちも従来の慣習から抜け出す良いきっかけになったと思います。

ー今後、エム・イー・シーに期待されることはありますか?

私たちはこれから、保険商品の販売だけでなく、ヘルスケアや予防ケアといった周辺サービスも掲げていくところです。

そしてデジタルによる新しいサービスは、お客さまにとっては全く違う種類の商品ということになります。よってお客さまへのご案内も従来通りではいけないと考えています。

同時に、ただ周知するだけでなく、システムや私たちの業務に紐づいたご案内でなければなりません。その点、エム・イー・シーさんの場合はシステム自体への理解も深く、その上でどのようにお客様に説明すればよいか的確なアイデアをいただけるので助かりました。 今回のやりとりでプロモーションの本質についての気づきもありましたし、今後もプロモーションのコンサルタント的な存在としてお力添えいただければと思います。

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