CASE STUDY

事例

アライドテレシス株式会社 様

情報通信及びネットワーク機器の研究開発、製造、販売

850名 (2021年12月31日現在)

2004年7月

課題

  • これまでの制作会社では、ITリテラシーが追いつかず依頼を続けられなかった
  • 自社資料を丸写した成果物でしかなく、プロの表現も業務軽減にもならなかった
  • 内製化によるクリエイティブでは、市場動向の把握は難しかった

効果

  • 豊富な知識で事業内容まで理解してもらえ、「継続依頼」がしやすい
  • ITプロモーションの経験が豊富で提案力が高く、「頼れる存在」に
  • 市場動向(マーケティング)にも徹底的に向き合ってくれる情熱で「新たな発見」が

ーエム・イー・シーに出会うまでに貴社が抱えていた、プロモーションに関する課題を教えてください。

上野:それまで様々な制作会社にお願いしてきたのですが、単発の依頼で終わってしまっていました。そのため毎回違う制作会社さんに一から説明するのに時間がかかっていましたし、制作会社によって制作物もバラバラになっていました。

とはいえ、継続してお願いできる発注先になかなか出会えず、私の業務は減らないまま、そのような状況が続いていました。

なぜ単発の発注ばかりになってしまったのでしょう?

ITや私たちの業務に対する理解度や、理解しようと歩み寄ってくれる姿勢がなく、共通認識を持てそうなところがなかったからです。私たちの会社が伝えたいこと、やろうとしていることへの共通認識がないと、はやり次にはつながりません。

商材についてはまず私が仕様書を書いてお渡しするわけですが、中には私が書いたものをそのままトレースしただけの制作物が提出されたこともありました。そんなことはどんな会社でもできるわけです。こちらとしては、表現のプロに私が書ききれなかった要素で隙間を埋めて欲しかったのですが、それができない発注先ばかりで、もう、いい発注先なんてないのだろうな、とまで考えていました。

エム・イー・シーとの出会いはどのようなものでしたか

上野:7、8年前でしょうか。ある方のご紹介で、展示会の場所で今の担当の方とお会いしました。ただ、その時は私としてはすでに「良い発注先なんてない」と思い込んでしまっていましたから、当時は動画の制作ですが、何も考えずに依頼してみた、というのが始まりです。

結果はどうでしたか

上野:制作していただいた動画を見た時に、すぐに他との違いを感じました。少なくとも、「作る」ということが好きで一生懸命やってくれているか、情熱があるかは制作物を見れば私たちはすぐに分かります。エム・イー・シーさんの動画は、作る側、つまり私たちのことを考えてくれているし、同時に見る側、お客様のことも考えてくれているものでした。
積極的に別の提案も持ってきてくれました。

他に感じたメリットはありましたか

上野:やはり今後のことを考えた場合にも、担当が私以外の者に変わっても、同じ体制で制作が続けられるようにしなければならないという課題もありました。その点、エム・イー・シーさんは私たちとの意識の共有が早いので、これからもお付き合いできると感じました。

それに、通常は営業の方、つまり直接制作に関わることはない人が来られますが、制作する方と直接話すことができたのも楽しくて、予想外のことが起きたり良い刺激を受けたりもしました。

エム・イー・シーとの仕事を通じて、どのような効果が出てきましたか

上野:なによりも、さまざまな制作物、訴求がわかりやすくなったということです。特にクリエイティブの場合、いくら目に留まる作品があったとしても、私たちの会社の存在が強調されなければ意味がありませんので。

エム・イー・シー:新しいものを作りながらも「会社の路線」は変えない、これは私たちに重い仕事をいただいていると考えています。企業としてのテイストを維持しないとtoBへの訴求は弱くなってしまいますので。

上野:エム・イー・シーさんは、制作系のシンクタンクというか、困った時の拠り所であり、かつ刺激し合える、新しいものを作っていける関係性だと思っています。

こちらの考えていることをお伝えするだけの一方通行な関係でよければどの会社でもいい、となります。ただエム・イー・シーさんとはディスカッションを通じて一緒に作り上げていける、そう思っています。

今後の展開ではどのようなことをお考えでしょう

上野:少なくとも、世代を超えても、業種、職種を超えて会社を理解してもらえる表現方法をつくっていきたいと思っています。

妙な言い方かもしれませんが、私たちおじさん世代が良かれと思っている手法で、必ずしも世代の違う、例えば若い人たちにミートするかというとそうではありませんから。

エム・イー・シーはどのようにお役に立てるでしょうか

上野:こういったプロモーションは、自分達だけでやってしまうと客観的な市場動向を掴めないという特徴があります。その意味では、エム・イー・シーさんは経験が広いのでマーケティングについても詳しくて、その力は今後もお借りしたいと思います。

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